2017年 01月 31日
時を忘れさせるペイトレイク;カナダ・バンフ国立公園
針葉樹と険しい山々に囲まれたペイトレイクはカナダの西部バンクから100キロメートルの位置にある。
光線の具合でエメラルドグリーンに変化する湖水は、ペイト氷河から流れ込む。
更に湖水は、夏と秋で美しさを変貌する。
水面をじっと眺めていると時の経つのを忘れる。
トルコ石を思わせる美しい輝きに、誰からも溜息が洩れる。
穏やかなロウリュに包まれて瞑想の世界にはいれば、何時までもそこに居たい気分になる。
それに引き替え日本在来のサウナは、ただ熱いだけで長居は出来ず、すこぶる健康的ではない。
そこで、ある日の地下鉄内での中年男女のサウナ談義を紹介しよう。
男「熱いサウナでロウリュを5分浴びて、水風呂に入り、また、5分ロウリュを浴びて、水風呂に入る。この繰返しでくたくたになりばてるよ・・・」
女「サウナに入るのも、ひと苦労ね・・・」
こんな会話で2人が地下鉄から降りるまで15~20分も続く。
これが本物のフィンランドサウナを知らない日本人の日常の会話であり、残念乍ら常識となっている。
ただ熱いだけのサウナ、我慢のサウナは、女性の毛髪と肌を傷めるのは必至だ。
くれぐれもご注意を・・・・・・
by finlandsauna
| 2017-01-31 14:55
| サウナマンの世界水紀行