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カイロの地下水の塩害ーエジプト・スフィンクスと他の遺跡

ギザのピラミッドやスフィンクスは、砂漠のど真ん中に存在するという印象が強いが、実態はすぐ近くまで住宅街が迫っている。
カイロから車で僅か30分の所にある。
周辺は、人口の増加による都市化が進んで、食糧増産で「地下水位」の変動が激しくなり、塩分が溶け出して被害を拡大しているという。
強風が吹くと、周囲の砂を巻き上げ、スフィンクスなどの表面を削り取っていることが良く分かる。
特に、スフィンクスは首から胸に強い風が当たり、被害が激しいといわれる。
昔、サハラ砂漠は海であったというが、今でも地下水脈が残っており、被害を及ぼしているのだ。 
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ミサ・サウナはストーブの中に石を入れて熱蒸気「ロウリュ」を味わいます。石は「香花石」といわれ、バルト海の海底から採取されるものを使い、水は真水を使用します。海水を使うと、空気が塩を含んだ重いものとなってしまいますので、避けたほうが良いでしょう。塩害とは極端な言い方になりますが、砂漠と良く似たところがありますね。

   
by finlandsauna | 2010-04-14 15:01 | サウナマンの世界水紀行